仕分けの話
妙齢の人に「渋谷系聞いてるタイプだったの?」と驚かれて、別の人が「もう今の子は○○系みたいなのないんですよ」と返していた。
私は(私って…今の子に入るんだ…よかった)と思っていた。
10年前くらいの某アパレルの「何系でもない」というCM、当時も流行ったけれど、今見ても全然古くない構成と内容…
赤文字でも青文字でも、紫でも茶色でも何でも来やがれ!という人は多いのではないだろうか
初めて会う人に対して、心の中で(○○が好きそう)みたいな大予想大会をすることがよくあって、
当たると「フフ 最高だな」ってなるし、
外しても「そんな一面が!?詳しく聞かせてください」みたいな気分になる。
区分けされるのを嫌がる人もいるからデカい声では言えないけど…
カテゴリ分けといえば、昔読んだDos Monosのインタビュー記事はお気に入りだ。
ライターの私怨が見えるので、愉快な気持ちになる。
日本のラッパーはファッションブランドと組んで活動するタイプ、メインストリームに出てタレント化していくタイプ、ギャングスタ・スタイル*1、生活密着型*2、自意識/サブカル系*3などさまざまに分類されるが、(以下略)
(*1)暴力や犯罪をテーマとするギャングスタラップと呼ばれるジャンルのラッパー
(*2)日常生活の何気ないことをラップにするラッパー
(*3)オタク・ニコニコ動画文化を含む、アングラ文化出身のラッパー
「生活密着型」っていう表現も区役所感があってフフッてなったけど、「自意識/サブカル」に関しては(ブチ切れられるのでは!?)と笑ってしまった…
これ一般的なネーミングなの?
私は占い師なので、自意識冷笑サブカルたちが吠えまくる、荒寥たる景色が見えます。
カンパニーフロウを聴きたくなった。明日覚えてたら聴こう。
おわり